我が家のお魚さん①

省吾

2011年10月29日 14:25

最近はキャンプに行く事も少なくなり、うずうずしている毎日(ーー;)

当然そんな記事もありません。今日は少しばかし私の趣味についてお話しします。勝手な私ごとですので、興味のない方はスルーしてくださいね









私の一番長く続いている趣味は日本産淡水魚の採取と飼育だ。


これまで捕まえた魚は数しれず。
現在はスペースの都合上数種類となっていますが、過去に飼育していた魚で印象が強かった物を紹介します。

まずはニホンバラタナゴです



 環境省のレッドデータブックで「絶滅危惧種IA類」に指定されている非常に貴重な魚です。海外から輸入されて、繁殖しているタイリクバラタナゴと親戚ですが、住処を追いやられたり、交雑が進んだりして、数を減らしています。


タナゴ類は、雄は繁殖期にはとても綺麗な色を出します。雌はお腹の下に長い産卵管を出しています。この長い産卵管をカラス貝など淡水の二枚貝の中に入れて、産卵を行うという、変わった習性を持っています。
この写真はニホンバラタナゴの雄です。ご覧のように落ち着いた感じの、綺麗な色を出します。


採取場所は過去には岡山県と福岡県の某所としておきます。

この可愛らしい小魚がいつまでも泳いでいる日本の川であって欲しいですね。













お次はオヤニラミです。




この魚は飼うととてもおもしろいです。ただ、この魚を取り巻く環境は良くありません。Web上にはこうありました。

『観賞魚としての需要が高く、それが影響して乱獲されることがあったり、また、生息地の人為改変やオオクチバスやブルーギルなどの外来魚の影響を受けたりし、個体数および生息地を減らしている現状にある。そのため、2007年に環境省によるレッドリストで絶滅危惧II類に指定された。
しかし、観賞魚需要の影響は乱獲に留まらず、本来の生息地ではない東海地方や関東地方などへ心もとない淡水魚マニアによる人為放流が行われて定着してしまっている地域も見られる。このため、一方では保全が急務とされているにも関わらず、外来種として機能している地域では駆除を視野に入れた活動が行われるなど、本種の国内での立場は混沌とした状況にある。』


とまあ、ありますが、私も愛好家の一人として過去を反省しなくてはなりません。

飼うと、よく人に慣れます。餌もならせば人工飼料でもよく食べます。直接、手から餌を与えられるようにもなりますよ。

しかし、この魚は生き餌を与えるのが一番面白いと思います。エビや小魚を捕食するシーンは一見の価値ありです!

繁殖も意外と簡単にできます。大きめの水槽に番いで入れて、水草などで隠れ家をつくってやり、長い棒(竹でも塩ビパイプでもいい)を準備しておけば、繁殖期には卵を産みますよ。そうすれば、親がたまごを守ったり、水を送るような行動も観察できますよ。

もし、飼う事があれば、大切に飼ってあげてくださいね。


採取場所は広島、岡山、福岡の中流域でたくさん獲れますよ。ただ、乱獲には注意してくださいね。







今日はこの二種類の紹介とさせていただきます。

次回をお楽しみに~~~♪





つづく


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